ミキシング3_フェーダーバランス2

前回の続きです。

リズム隊を組んで、ボーカルをのせる

前回ではベースをVU メーターで-6に合わせたと思います。

そこに次はキックを足していきます。リファレンスにもよりますが、ここでベースよりも前に出るぐらい大きめに合わせるのか、それともベースよりちょい低めなのか。。。

ここもお好みですw

そういった要領で、次はスネア、ハイハット、タムタム、オーバーヘッドなど、どんどん重ねていきます。

そうしてリズム隊がプチ完成。

次はボーカルをのせます。仮メロや他のメロディー音しかないなら、それをのせます。

なぜ僕はギターや他のパートをのせる前に、ボーカルなのか。

最初のブログでも述べましたが、歌モノが好きで、歌が基準だからですw

歌をはっきり聴かせたいなら、他のパートで埋めてから歌をのせるより、あらかじめ歌の居場所を作ってから、他のパートを混ぜた方が、圧倒的に効率がいいw

歌の空間をあけながら、ミキシングできるなら、あなたはもうスーパーエンジニアですw

以前僕は、歌う人が未定なのもあってか、歌を後回しに、他のパートをきっちり詰めまくってミックスしてました。

そうすると、最後無理やり歌の居場所を開けるように、あーでもないこーでもないと無理やりEQしたり、コンプでめちゃ潰してドーン!みたいな感じになっていました。

もし歌をメインで聴かせたいなら、やっぱ歌から手をつけた方が早いです。

リズムがあって、ボーカルがあれば、もう音楽は完成したようなもんw

これらが決まっていれば、他の音も調整しやすいのです

ミックスは基本、何かの音を基準にして、その音に対して、どれぐらいの音量で合わせるか各素材バランスを取っていきます。

バランスが取れたらVU確認

こんな感じで全体のフェーダーバランスをとったら、VUメーターを確認。

おそらくはVUメーター0付近で触れているかと思います。

各人、素材の良し悪しはあると思うので、一概には言えませんが、だいたいはそれぐらいの音量、音圧レベルになっているはずです。

あ、ちなみに昨今のプラグイン事情だと、もう元からいい音には間違い無いのと、処理されている音源がほとんどなので、よっぽど変なことしていなければ、その単体だけでも十分音量感は稼げているはずですw

そんなこんなで各素材をまとめた音源は、リファレンスと比べると、どこかこもっていたり、迫力に欠けるところがあると思います。

でも大丈夫。それかほとんど素の状態で、市販音源と変わらなければ、あなたの作る元音が素晴らしいということですw

だから、いい音というのを知っておく事は、大事ということにもつながります。

これだけでもだいぶ生産性が上がりますw

次回からはEQを使って処理していこうと思います。

次からはヘッドホンメインでもいけると思います。

ではまた。

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