前回の続きです。
リズム隊を組んで、ボーカルをのせる
前回ではベースをVU メーターで-6に合わせたと思います。
そこに次はキックを足していきます。リファレンスにもよりますが、ここでベースよりも前に出るぐらい大きめに合わせるのか、それともベースよりちょい低めなのか。。。
ここもお好みですw
そういった要領で、次はスネア、ハイハット、タムタム、オーバーヘッドなど、どんどん重ねていきます。
そうしてリズム隊がプチ完成。
次はボーカルをのせます。仮メロや他のメロディー音しかないなら、それをのせます。
なぜ僕はギターや他のパートをのせる前に、ボーカルなのか。
最初のブログでも述べましたが、歌モノが好きで、歌が基準だからですw
歌をはっきり聴かせたいなら、他のパートで埋めてから歌をのせるより、あらかじめ歌の居場所を作ってから、他のパートを混ぜた方が、圧倒的に効率がいいw
歌の空間をあけながら、ミキシングできるなら、あなたはもうスーパーエンジニアですw
以前僕は、歌う人が未定なのもあってか、歌を後回しに、他のパートをきっちり詰めまくってミックスしてました。
そうすると、最後無理やり歌の居場所を開けるように、あーでもないこーでもないと無理やりEQしたり、コンプでめちゃ潰してドーン!みたいな感じになっていました。
もし歌をメインで聴かせたいなら、やっぱ歌から手をつけた方が早いです。
リズムがあって、ボーカルがあれば、もう音楽は完成したようなもんw
これらが決まっていれば、他の音も調整しやすいのです。
ミックスは基本、何かの音を基準にして、その音に対して、どれぐらいの音量で合わせるか各素材バランスを取っていきます。
バランスが取れたらVU確認
こんな感じで全体のフェーダーバランスをとったら、VUメーターを確認。
おそらくはVUメーター0付近で触れているかと思います。
各人、素材の良し悪しはあると思うので、一概には言えませんが、だいたいはそれぐらいの音量、音圧レベルになっているはずです。
あ、ちなみに昨今のプラグイン事情だと、もう元からいい音には間違い無いのと、処理されている音源がほとんどなので、よっぽど変なことしていなければ、その単体だけでも十分音量感は稼げているはずですw
そんなこんなで各素材をまとめた音源は、リファレンスと比べると、どこかこもっていたり、迫力に欠けるところがあると思います。
でも大丈夫。それかほとんど素の状態で、市販音源と変わらなければ、あなたの作る元音が素晴らしいということですw
だから、いい音というのを知っておく事は、大事ということにもつながります。
これだけでもだいぶ生産性が上がりますw
次回からはEQを使って処理していこうと思います。
次からはヘッドホンメインでもいけると思います。
ではまた。