【簡単解説】売上って何?売上の計算式って?

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社会人になり、今度新任店長として、お店を任されることになった。


売上をあげないといけないけど、売上ってどうやって計算するのかな?


それと売上アップにはどんなコツがあるんだろう?


こちらについて書いていきます。

記事内容

1.売上って何?

2.売上の出し方

3.売上を伸ばすには?

4.売上が低いとどうなる?


僕自身、小売店の店長を任されています。

日々の接客業務から、発注や経費の管理などお店の流れを一通りこなしています。

任された当初は、仕組みや言葉はよくわからなかったので、ひたすらこなした思い出しかないのですが、自分への復習やこれからの人たちに向けて、少しでも助けになればと書いていきたいと思います。


一言に売上を伸ばすと言っても難しいのですが、まずは言葉や仕組みを知らないことには始まらないので、各言葉を理解した上で力を入れるポイントを明確にしたいと思います。


ではいきましょう。


1.売上って何?

みなさん、よく売上売上と言葉に出しますが、実際売上を説明しろって言われて説明できますか?

当たり前に使っている言葉でも、意識をすることで見えてくるものは違います。


1-1.売上とは

売上という言葉ですが、企業の言葉としては「売上高」として使われることが多いです。

そもそも売上とは、自社のサービスや商品を売って得られた金額です。


たとえば、僕のお店の商品で「たぬきA」という商品があるとします。
その商品は1個100円で売られています。


「たぬきA」が1日10個売れれば、100✖️10=1000
売上高が1000円となります。


それを1ヶ月売ると、1000円✖️30日=30000円
そのお店の1ヶ月の売り上げは、30000円となります。


この売上が会社に計上されることで、給料や評価といった大事な基礎の部分となります。


1-2.売上と利益のちがい

利益というのは売上高から、売るためにかかった費用などを引いて残ったものを指します

売上とは「いくら売ったか」がベースですが、実際には「たぬきA」という商品を作るためにかかったお金など様々なコストがかかります。


そういったコストを売上から引いて残ったものが利益となります。


ですので、売上高が上がれば上がるほど、利益は増えていくので、売上を伸ばすことに力を入れていくことになります


2.売上の出し方


売上には計算式があります。

前の文章を見て、お気づきの方もいるかもしれませんが、商品値段と売れた個数をかけると売上が分かりますよね。

ただ、実際の商売だと、天気が悪くてお客さんが全くこない、1日に必ず売れる個数なんてわからないし、閉店するまで売れた個数なんてわからないということがあります。


そして1ヶ月の計画やシフトをつくって経費との兼ね合いを見る上でも、大体の売上予測をする必要があります。


そんな時、大体の売上の予想を立てることができるベースの計算式があります。


売上=客数✖️客単価


*この式は、あくまで予測した上での数値であり、これらの数値をもとにして、どうやって売上を伸ばしていくかという課題につなげていくものだということを覚えておいてください。


客数というのはお店で買ってくれたお客さんの数です。


客単価というのは1人あたり、だいたいいくら買っているかという数値です。
それらを✖️ことで、1ヶ月の大体の売り上げ予想ができるのです。


1ヶ月たぬきAを買った客数100人。
1人あたりたぬきAを買う客単価300円。


100✖️300=30000
ということになります。


会社やお店はこういったデータをもとにして、戦略を練って、売り上げアップにつなげていく分けです。


3.売上を伸ばすには?


では、計算式がわかったところで、どうやって売上アップにつなげていけばいいかに焦点を当てていきましょう。

方法としては、それぞれの式を分解して考えていきます。


3-1.客数

買ってくれるお客さんの数も増えれば、売上も上がることがわかりましたが、実際お客さんというのはどう分析できるでしょうか。

客数は大きく分けて、2つに分けられます。

お店に来るお客さんを分けると、「いつも来てくれる常連さん」、そして「新しく来てくれる新規のお客さん」に分けられますよね。

いわゆる常連さんというのは月に何回か来て、決まった金額を買っていってくれるから、その分の売上は見込める分けです。

そして新規のお客さんというのは、フラッと立ち寄ってくれて、気になるものがあったら買ってくれます。

お店の施作としては、このリピート客と新規客に分けて、アプローチする方法を分けて戦略を練らないといけないわけです。


3-2.客単価

客単価は1人あたりの買う金額を表すものなので、いわゆるプラスワンの努力をすればいいわけですね。

簡単にイメージしやすいものとして、コンビニのレジ脇にある「ついで買い」をイメージすると分かりやすいかもしれません。

ですので、その「ついで買い」についても、買うお客さんのニーズを把握した上でのものを出すとより効果が現れやすいです。


4.売上が低いとどうなる

ここまでは売上の出し方を書きましたが、売上が低い場合どうなるかをざっくり考えてみましょう。


最初に書いた通り、売上とはいくら売ったかというものなので、「たぬきA」を造る経費やその販売にかかったコストなどは考えていません。


ただ実際は、売るために使ったコストは必ずかかるので、売上が低ければコストさえも払えないという状況にも落ちかねないのです。


そうすると、販売員を減らしたり、お店を営業していけない状況にもなるわけです。


ですので、会社やお店を営業していく上では、こういった数字とは向き合っていかねばなりません。


5.まとめ

今回のまとめです。


・売上高=客数✖️客単価

・客数や客単価は分解して考える

・それぞれに合った戦略を考えて売上をあげていく


お店をやる上で永遠の課題ですが、これらに合わせて戦略など練って、売上が取れた時は嬉しいものです。


そして、現場で働いている人がそういったことをいちばん肌に感じやすいポジションにいるということもいえます。


いつもの現場でも、ふとそういった見方をしてみるとおもしろいかもしれませんね。


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